4人の子どもと英語育児。

10、6、3、0歳、夫は単身赴任でワンオペ育児。育休中。2017年10月からDWE正規会員に。

マザーグースの魅力

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前回に引き続き、マザーグースについてお話しようと思います。

前回の記事はこちらです。

www.ouchi-de-eigo.com

 

[:contents]

 

そもそもマザーグースって何?

イギリスやアメリカを中心に親しまれている伝承童謡で、聖書やシェークスピアに並んで、教養の基礎となっているもの。イギリスでは「ナーサリーライム」と呼ばれています。その数、1000以上あるんだとか。今でも多くの映画や日常会話にマザーグースからの引用がされています。

 

マザーグースには「なぞなぞ唄」、「子守唄」、「遊び唄」、「早口唄」、「物語性のある唄」、「積み上げ唄」、「暗記唄」、「祈り唄」、「おまじない唄」など様々。唄のリズムがないものもたくさんあり、読んで聞かせる唄も数多く存在します。童謡の割には残酷なものやナンセンスなものもたくさんあります。

 

日本でもいくつかの伝承童謡は訳され親しまれています。

例えば「ロンドン橋落ちた」や、「きらきら星」、「メリーさんの羊」など日本にもお馴染みの曲もあります。

きらきら星なんかは、メロディーがABCを覚える時に使われていたり、モーツァルトがきらきら星変奏曲を出したり、本当に昔から親しまれて来た歌であるのが分かります。

 

それでは私から見て、こちらのマザーグースのCDの良さをお伝えします。

のりこさんが語られるともっともっとあるかも知れません。

 

とにかくたくさんの曲が入っている

CDの中身はこちらになります。

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知っている曲はありますか?

ちょっとマニアックな曲も結構入っていると思います。

逆に入っていない曲もあります。

CDは約1時間あります。それで1500円前後で購入できるんですからこれは英語育児されているお母さんの味方です。

しかも「聞き飽きた」感が少ないです(個人の感想です)

1時間経ってCDが終わっても、さりげなくもう一度再生して2巡目突入していても、子どもたちは特に嫌がる様子はありません。

 

初めに歌詞を読んでいる

これは、他のwee singのCDにはあまりみられないんですが、初めにマザーグースの詩を歌わずに読んでいるんですが、これが素晴らしいと思うのです!

「読む」といっても、物凄くリズムに乗った読み方をされています。これは英語独特のリズムに慣れるのにうってつけです!そしてナチュラルスピードのこのスピーキングを聞くことの大切さ。正直、DWEの音よりもずっと難しい言葉を早く言っているので、かなりハードルは高めですが、これらは英米では小さい子が聞いている言葉なので、かけ流しする価値はあると思います。そしてはじめは真似だとしても同じようにスピードに乗って言ってみる、これは結構ストイックな発声練習にもなると思います。特に大人には。是非やってみてください。^^

 

全てに歌がある

歌のCDなんだから歌があるのは当たり前かも知れませんがが、普通のマザーグースの詩は詩のまま読まれて歌がなかったりしますが、こちら、どれも歌がついているので、子どもたちが歌いやすく出来ています。歌ってどうしてこんなに子どもたちにスッと入っていくのか......凄いな~って思います。

 

例えばこちらの歌。

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のりこさんに一番初めに教えてもらった曲がこちらの曲。

 早口唄です!

 

これ、字を読んでみてください。

 字を見ながらでも言うの難しくないですか?

 

それを字も読めない子たちが音をしっかり聞いて歌っているのです。

本当に耳の鍛えられ方、そしてアウトプットトレーニング、半端ない!

 

微妙な音の違いが分かるようになる

ちょっと先ほどの写真の歌で見てみましょう。

 

Betty Botter bought some butter.

Betty Botterちゃんはbutter(バター)をbought(買った)。

 

“But,” she said, “the butter’s bitter.

「But(でも)...このbutter(バター)は bitter(苦い)」と言った。

 

If I put it in my batter, it will make my batter bitter.

「もしもこれをbatter(練り粉)に入れたらbatter(練り粉)がbitter(苦)くなっちゃう。」

 

But a bit of better butter, that would make my batter better.”

「But(でも)a bit of better butter(少しの良いバター)があれば、私のbatter better(バターはまし)になるわ。」

 

と、続いていきます。

これ、Bから始まる言葉だらけです。

Betty, Botter, bought, butter, but, bitter, bit, better, batter...

と9種類も出てきます!

すごいですよねー!!

しかもbutter, bitter, better, batterなんて一文字しか違わないんですよ!!

この 1曲に32個もこの9種類が入り込んでいます。

 

この微妙な違いを聞き分ける力がつきます。

そして「音」に物凄く敏感になります。

 

韻を踏んでいる

イギリスで「ナーサリーライム」と言われているだけあって、多くの曲が韻(ライム)をふんでいます。

韻は英語でライムといって、似た響きの言葉が一定の調子で存在していることを言います。このライムが英語には当たり前のように意識されて話されていますし、英語の絵本には本当に多くの韻が見られます。

英語は韻をふんだ言葉で溢れています。

 

例えば手遊びが楽しいPease Porridge Hotという歌を見てみましょう。

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これは、hotとpot、coldとoldが韻を踏んでいます。

 

それを歌いながらにマスター出来てしまうマザーグース!

話す時のセンスが磨かれますし、こちらも音の違いに強くなります。

これは素晴らしい教材だと思います。

 

リンキングが出来る

リンキングとは、文章中の2つの言葉が連結して発音が変わる現象のことです。

例えば、

こんな感じです。

good day:グッデ

An apple:アナップル

need you:ニーヂュー

などなど。

 

こちらのマザーグースにも普通に1つ1つ発音なんてしてたらとてもリズムに乗って言えない言葉だらけです。

 

しかし、英語の曲ってそんなリンキングだらけですよね。

 

それがこちらのマザーグースで学べてしまうんです!!

 

生きた英語が学べる

非常にナンセンスなことを言っていて、意味なんてあるの~?と思えるような歌でも、よく見てみると物凄くハイセンスな英語が使われていたりします。

どの歌をピックアップしても素晴らしいのですが、先ほどピックアップしたBetty Botter

の歌で見ていくと、

Betty Botter bought some butter.

この1文をピックアップしただけでも学べることは色々あります。

まず過去形の概念が分かります。

更にbutterは不可算なので、I bought a buttrr.とは言いません。

そういうのってbutterは、aはつけない、っていちいち考えていると、言葉なんて話せない。そん中で、some butterという言い方。しかも複数形のbuttersにもならない。

因みにDWEではa stick of butterとして登場しています。

そんなことを教えずして耳で自然に聞き、その言い方が当たり前になっていくというミラクル!!

 

さらに、

If I put it in my batter, it will make my batter bitter. But a bit of better butter, that would make my batter better. 

こちらの文章。

ここにはお分かりのようにifやwill、would、主語+make+目的語の用法などなどたくさんの文法的用法が使われています。

 それをこの1つの音楽を歌えるようになるといつの間にか体得することが出来ているというミラクル(この言葉、また使ってみました。笑)

 

英語圏の文化が学べる

先に多くの映画でも引用されていると書きましたが、歌そのものにも英語圏の文化が垣間見られる歌があります。

例えばハンプティダンプティという歌からは王様という言葉が出てきます。そこから英語圏では王様が居て、馬がいる世界なんだな~と想像できます。

 

プシーキャットという曲では、子ネコがロンドンまで女王様を見に行って子ネズミを脅すという内容の歌があるんですが、こちらからはイギリスにはロンドンという場所があって、そこに女王様がいることなどが分かります。

 

あるエピソードとして、1949年にエリザベス女王がある家庭を訪問した際に、男の子はそのマザーグースの通りに子ネコと一緒に来るものだと思っていて、「あの子ネコちゃんは?」と聞き、女王様は子ネコを連れてこなかったことをわびたというものがあります。マザーグースがいかに国民の日常に溶け込んでいるのかがうかがえます。

 

それ以外にも英米の日常を垣間見れる曲もあり、マザーグースから広がる自分たちの生活とは違う生活状況も感じることが出来るのもマザーグースのすばらしさではないかと思います。

 

因みに先ほどご紹介したPease Porridge Hotという歌も、オートミールや穀類を水や牛乳で煮込んだ洋風のおかゆのことで、このタイトルからもすでに異文化を学ぶことが出来ます。^^こちらは子どもたちが寒い日に手を温める時などに使われる遊び唄で、そこでもまた異文化に触れることが出来ます。どんどん調子を早めて順序を間違った方が負けというやり方もあります。マザーグース、調べていくとなかなか面白いですよ!

 

1曲が短い

これも大切な要素です。

物凄く長い物に挑戦するのは集中力の続かない子どもたちには酷です。

しかも異国の言葉なので興味も続かない可能性ありです。

しかし短ければ、暗唱だって可能です。

それが本人の「出来た」という「自信」へと繋がっていくと思います。

大人にも今週はこれ!と決めてやってみるのにもいい長さかと思います。

私はPeter Piperを教えてもらってやる時に、何度もその曲を車のドライブ中に聞きまくりました。行きしな保育園まで10分程なんですが、それで何度も繰り返し聞けました。

そんなことをしていると、後ろに座っていた子どもたちも歌えるようになっているというおまけつきです。


まだまだおススメポイントはあるかも知れませんが、今回はこの辺で。

私もマザーグースの英語育児を進めて行きたいと思うにあたり、のりこさんが背中を押してくださり、本当に良かったと思っています。^^

1500円前後と割とお安いので、もしも全く英語は無理!という方でも、DWEは高すぎて買えないという方でも、かけ流しに1枚、いかがでしょうか。^^